Mai's Blog
思いがけずウラジオストク卒業旅行
なぜ思いがけずなのかは前回のブログを読んでいただければすぐわかるので、まだ読んでない方は先にそちらを読んでみてくださいね。 ウラジオストクは日本に一番近いヨーロッパと言われているのですが、その名の通り街並みはまさしくヨーロッパでした。特にクラシックでカラフルな建物はサンクトペテルブルクによく似ています。ノボシビルスクの方が地理的にはウラジオストクよりもヨーロッパに近いですが、街並みにあまり統一感はなく、混沌としていてヨーロッパな感じはあまりしません。そんなウラジオストクですが、サンクトペテルブルクと違う点と言えば坂があること、海や山が隣接していることです。港町として栄えていて、車の輸入なども船で行われています。そのため、日本海をまたいだ先にある富山県、新潟県は姉妹都市として昔から交流があります。 ほとんどのロシアは海に面していない場所が多いので、このウラジオストックでは新鮮な海鮮が食べられるのも魅力の一つです。私たちも通称おじちゃんに海辺にある食堂へ連れていってもらい、すぐ近くの海で採れたばかりの、ほたてや赤貝、ほっけ貝やうになど新鮮な海の幸を味わいました。特にホタテはいままで食べたものの中でもダントツに美味しかったです。ちなみにお店の名前は Штурвалです。ホタテや貝がふんだんに使われた海鮮チャーハンもめちゃくちゃ美味しかったです。 この食堂は、ウラジオストックから船または車で行ける、ルスキー島というところにあり、この島は戦争中は軍事用に使われていた島で2012年に一般人の立ち入りが許可されたばかりだそうです。そのため、島には当時使われていた、軍艦、軍隊の寮、戦闘機がそのまま保管されています。ちなみにこの島には極東連邦大学があり、全体で5000㎡あり、かなりの規模です。函館にも姉妹校があり、日本からの留学生もいるそうです。