Mai's Blog
ロシアのスーパー事情
プリヴェット、こんにちはマイです。いかがお過ごしでしょうか?
今年はおうちで過ごす時間が長いですが、外出の楽しみといえばスーパーの買い物です。(笑)。私はスーパーが大好きでとくに買う予定がなくても、1時間くらいいてしまいます。そんな私のロシアでの趣味といえばスーパーの梯子でした。やはり日本のスーパーとは様式も、売っているものも異なりこれまた楽しいんですよね。どちらにも、それぞれの良さがあると思います。というわけで、今回はロシアのスーパーってこんな感じっていうのをお伝えできればと思います。
日本のスーパーとロシアの一般的なスーパーで大きく違うのが、生鮮食品の売られ方です。ロシアでは野菜や、果物、魚やお肉、デリなどは基本的に測り売りです。土が付いたままの野菜や、果物が種類ごとにダンボールに山積みにされており、必要な分だけ取って重さをはかる機械に乗せ、商品番号を入力すると、バーコードと商品情報が記載されたシールが発行されるので、それを商品または商品をいれたビニール袋に貼ります。個人的に、一人分の量が欲しいときはこの量り売りすごく助かります。それと、形や大きさなどの選別は一切されてないので、無駄な廃棄が防げて環境的にも良いと思います。ただ、ひどいときは腐っているのも混ざったりしているので、買う時はきちんと見極める必要があります。売っている野菜の種類ですが、ジャガイモや人参、玉ねぎ、キャベツ、にんにく、しょうが、パプリカ、トマト、キュウリなどは日本と同じようにどこのスーパーでも必ず置いてあります。それから、ロシアといえばボルシチですがその材料であるビーツも生の状態で売られています。驚きなのがその価格で、1キロあたり60円ほどなので、1玉20円弱です。その他の野菜も先ほど述べたスーパーで一般的に売られている野菜は日本と比べると破格に安いです。ちなみに、先ほど野菜は土が付いたまま売られていると言いましたが、実は人参などは「洗い済みの人参」と記載されているものもあって、その場合はその手間代で少し値段が高くなっています。まあ、どちらにしろ料理する時は皮を剥くので、私は基本的に土付のものを買っていました。その他、冷蔵コーナーにはルッコラ、バジル、ロメインレタス、レタス、ネギ、ディルなどの葉野菜や、アボカド、マッシュルーム、イチゴ、マンゴー、ベリー、ナス、瓜、ラディッシュ、真空パックされたトウモロコシなどが売られています。初めてロシアのスーパーに行ったときに驚いたのがナスの大きさです。サイズは様々なのですが、大きいものだと日本の普通サイズの3倍ほどあります。勝手な偏見で、大きすぎると味のクオリティが下がるのではと思っていたのですが、買って料理してみたら日本のナスと比べて遜色はありませんでした。ナスのほかにもパプリカやキュウリも平均的に日本のものより一回り大きいです。日本にあってロシアではない、または珍しい、野菜といえば、サトイモ、長芋、レンコン、青梗菜、小松菜、みょうが、たけのこ、しめじ、マイタケ、紫蘇などです。また、かぼちゃはシーズンになると置いてありましたが、日本のかぼちゃではなく、バターナッツカボチャや、西洋カボチャで日本のかぼちゃよりも水分が多く糖度も低めです。日本に帰った時に納豆の次に感動するのがこのかぼちゃの美味しさです。あと、アボカドもロシアでは二つ種類があり、よくみかける方は水分が多めでクリーミーさにかけますが、もう一つのハースと呼ばれるアボカドは値段が張りますが日本のアボカドのように濃厚クリーミーです。先に述べた方はだいたい一つ120円ほどですが、ハースは基本的に輸入されたもので、2倍くらいします。それから、たまにパッケージに日本語で「もやし」とかかれた商品を目にしましたが、300円くらいして、買うのもあほらしいので買ったことはありません。野菜に関してはこんな感じです。次回は、果物売り場についてももう少しお話しようと思います。それでは今日のブログはここまで。パカパカ。