Mai's Blog
ロシアのスーパー事情 4
プリヴェット、みなさんこんにちは。いかがお過ごしですか?
今日も前回に引き続きロシアのスーパーについてご紹介いたします。今日のテーマはお肉です。まず、肉の種類ですが、一般的には鶏肉、牛肉、豚肉が売られています。羊肉が売られているところもあります。日本のように、薄くスライスされていることはなく、基本的にブロックか大きな塊、またはミンチで売られています。
お肉に限ったことではないのですが、ロシア人は一世帯の人数が平均的に多いためか、一度に買う量がすごく多い気がします。買い物かごに、ジャガイモ20個とか、人参10本とか、大きな塊のお肉などを入れている人をよく見かけました。少し話がそれましたが、お肉はそれぞれ肩ロースや、もも肉、胸肉、レバー、など日本と同様に様々な部位が売られています。
丸鶏
この他にも、日本だと国産の牛肉はかなり高いイメージがありますが、ロシアではそこまで値段に差はなかったように思います。鶏肉は他の2つに比べると安いです。お肉は真空パックで冷蔵または冷凍で売られています。市場では一匹丸ごと天井から吊り下げられていて、かなり生々しいですが、新鮮な状態で買うことが出来ます。(わたしは買ったことはありませんが。)肉加工品はとても豊富で、ベーコン、サラミ、ハム、生ハム、ソーセージ、燻製などいろいろあります。留学中ルームメイトだった子に、おばあ様手作りのサーロ(豚脂の塩漬け)というロシアの伝統的な料理を頂いたことがあるのですが、このような保存食品が豊富なのも厳しい冬を乗り越えるために生み出された知恵なのかもしれません。
牛肉のゼリー(煮こごり)
もちろん手作りに勝るものはないですが、これらの肉加工品はスーパーでも普通に買うことができます。ソーセージは日本に売っているあらびきウインナーとは異なり、薄いピンク色をしていて原材料がちょっとあやしいですが、やはり小さな子供たちには人気があります。こんな感じで今日はロシアのスーパーのお肉コーナー編をお話しました。それではまた次のブログで。パカパカ!